はやし内科クリニック

西脇病院臨床研修医を迎えました

臨床研修医を迎えました2012年

研修医 馬場口先生を迎えて

7月17日~7月27日まで西脇市立西脇病院(以下、西脇病院)臨床研修医の馬場口 由佳先生が、当院に研修に来られました。西脇病院は臨床研修指定病院に認定されており、年々研修を志望される医師が増えてきています。『良い研修医生活を送れた』『他院よりも、医療技術の習得ができた』などの評判が、臨床研修医増加の要因と思われます。
病院側も、研修医が来られると、さらに新知見をUp-dateすることに努めますし、自身の医療技術の再確認にもなります。なにより、新しい風が入ることにより、病院が若く、活気付きます。

研修医馬場口先生を迎えて
研修医馬場口先生を迎えて

一方、臨床研修医が習得すべきポイントとして、豊富な症例を経験し、学会発表の場をもつなど、医師としてスキルアップするような面だけでなく、病院に勤務する各専門スタッフとの良好なコミュニケーションをとることができ、患者、家族の思いを察知し適切なインフォームドコンセントを行なうことができる、といったような人間性を養うことも重要と考えます。さらに、地域医療の重要性を理解していただくことも初期研修医には必要です。

われわれ開業医は、日常のcommon diseaseの対応、診断がついていない疾病への初期診療、在宅医療、学校健診など、毎日多忙の日々を送っています。病院勤務ではわかりにくい、地域医療の実情を理解することは、今後の医師人生に非常に役に立つと考えます。そんな中、冒頭に申したとおり、当院へ西脇病院臨床研修医馬場口先生に約2週間、地域医療研修の一環としてお越し頂きました。当院へ来られる前には、西脇多可郡医師会長の藤田位先生の藤田小児科医院で2週間研修されていました。「藤田先生のところ、どうだった?」など、研修内容やお昼ごはんの内容(笑)などが気になりましたが、内科疾患について学んでいただこうと、色々なことを経験していただきました。 研修内容、感想については馬場口先生に「ホームページにアップするからよろしくね」とお願いしましたので、是非お読み下さい。

今後も、西脇病院へ臨床研修にお越しくださる先生に、微力ながら研修のお手伝いをさせて頂きたい所存です。お越しいただいた馬場口先生、西脇病院長大洞先生にこの場を借りて感謝申し上げます。どうもありがとうございました。

地域研修を終えて

外来診療を見学させていただき私が普段病院で行っている入院業務とは異なり生活習慣病の予防や血圧管理などの適切な治療が大変重要であると感じました。
また院長先生は患者さまにご自身の病気の管理についても指導されており大変印象的でした。先生のこういった努力が地域の方々の健康を支えているのだと改めて実感しました。
今回の地域研修で得たことをこれからの私の診療に活かしていきたいと思います。
最後になりましたが快く研修にご協力くださいました患者さま、熱心にご指導くださいました林先生、スタッフの皆様に心より感謝いたします。

地域研修を終えて

西脇病院 研修医
馬場口 由佳

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